アルコールが人体に与える影響-2

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アルコールの影響を受けて、脳や中枢神経が麻痺し始めると、何が起きるかといいますと人間の場合、最初は〝開放感〟を味わいます。

この開放感は、人間の思考と理性を司る大脳新皮質が麻痺をはじめたから得られるものです。

人間の大脳新皮質というのは、他のケモノとは違う〝人間らしい行動〟を取らせている反面、ケモノのような〝ワイルドな衝動〟を抑制している臓器でもあります。

そうした大脳新皮質からの

〝人間らしく、お行儀良くしなさい! (`◇´)b〟

抑制というのは、知らず知らずのうちに〝ストレス〟になっているわけです。

それがアルコールの麻痺作用によって、大脳新皮質が麻痺して抑制が無くなると、人は何となく気分が良くなり、開放感を味わえます。

人が酒を求めるのは、この〝開放感〟を味わうのが最大の目的でしょう。

もっとも、この程度で酒を飲むのを止めればいいのですが、普通はさらに酒を飲み続ける方が多く、そうするとアルコールによる脳や中枢神経の麻痺作用はひどくなり、脳の一番外側にある大脳新皮質から、段々〝脳の内側〟にアルコールの麻痺が広がってしまいます。

そうなると、平衡感覚がおかしくなって、真っ直ぐ歩けなくなったり、記憶が飛んだりするわけです。

それでも懲りずに、さらに飲酒を続けると、脳の中心にある脳幹も麻痺してしまって呼吸困難に陥り、最悪の場合死んでしまう事もあります。

急激な飲酒で脳幹が麻痺するのを〝急性アルコール中毒〟といいますが、ゆっくり酒を飲んでいる限り、そこまで脳の麻痺が進行する前に意識が飛んで爆睡してしまいます。

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