飲み屋の種類~スナック

日本の飲み屋の場合、「スナック」、「パブ」、「バー」、「クラブ」と呼び名は違っても、

「その違いがよく判らない ┐( ̄Д ̄;)┌」

という飲み屋があります。

日本の場合、これらの違いが不明確なのは、

〝これらの飲み屋は法律的な区別がないから〟

という理由が原因になっています。

主に酒類を提供するお店は、

〝風俗営業法〟

という法律によって規制されている店です。

〝風俗営業法〟というと、何やら下ネタの臭いがしますが、ここでは書けない様な、〝ド直球の風俗店〟は

〝性風俗関連特殊営業店〟

として、飲み屋とはハッキリ区別されています。

飲み屋などを規制している風俗営業法は、他にゲームセンターやクラブ(昔はディスコ、もっと昔はダンスホールといった、若いモンが踊る方の〝クラブ〟)といった、

〝基本的に下ネタ無しの遊び場〟

に関するものを扱っているわけです。

一般人とかけ離れたネーミングセンスを持った〝法律用語〟で言う〝飲み屋〟は、

〝社交飲食店(または酒類提供飲食店営業とも言う)〟

と言いまして、この社交飲食店には「スナック」、「パブ」、「バー」、「クラブ」といった区別は一切ありません。

つまり風営法から見れば、スナックもバブもバーなども、

〝全部同じ社交飲食店 (-_-;)〟

という扱いになってしまっています。

これらの店は全て風俗営業法では〝2号営業店〟として、許可制で開業しているわけで、同じ規制の枠で許可された店は、

〝似たような店になってしまう〟

というわけです。

法律的に言えば、日本の場合「スナック」も「パブ」も「バー」なども、全部同じ風俗営業法の〝2号営業店〟になってしまい、結果的にこれらを区別するのはなかなか難しいのですが、経営者の方針によって〝店の違い〟という物はあります。

ただ、日本にある飲み屋で最も多いのは、やはり〝スナック〟でしょう。

スナックの正式名称は、〝スナック・バー〟と言います。

こうした〝○○・バー〟というのは、ビリヤードが出来る〝ブール・バー〟や、スポーツ観戦が皆で出来る〝スポーツ・バー〟と同じで、スナック・バーの場合は、

〝軽食も取れるバー〟

という事からつけられたネーミングです。

バー(Bar)というのは、後で詳しく説明しますが、語源は

〝海外のカウンターを持った飲食店〟

を指す言葉で、海外では必ずしも飲み屋だけを指しているわけではないのですが、日本でいうバーは〝飲み屋限定〟の呼称でした。

バーは戦後に他店との差別化を図る為に、単なる〝バー〟ではなく「トリス・バー」とかいった様々な名称が生まれては消えていきましたが、1970年代に

〝軽食も出来るのが 『スナック・バー』 ヽ(´∀`)ノ〟

というのが大流行して、それが現在日本の飲み屋の多くを占めるスナックになったわけです。

ちなみに、この〝スナックの語源〟を知っている方は、今時ほとんどいません。従ってスナックに行ったとしても、

「スナックの正式名は〝スナック・バー〟でしょ? ( ´∀`)b」

とウンチクを披露しても、周りからドン引きされるのが関の山ですので、心の中にしまっておきましょう。

そんな語源のあるスナックですが、今時のスナックではないバーで、本当に酒しか提供できないバーというのは、まずありませんので、

〝リアルなスナックの特徴〟

というのは、およそ次のようなものです。

スナックに分類される飲み屋は、基本的に

〝お酒を提供して、カウンターがあり、軽い接待をしてくれる店 ( ´∀`)ノ〟

という事になります。

スナックの場合、ビールやウィスキー、あるいはブランデーや焼酎、そして日本酒くらいは揃っていますが、揃えてある酒の種類はそれほど豊富ではありません。

常連になって、

「スコッチのシングル・モルトで美味しいヤツ入れてよ (・∀・)b」

とリクエストすれば、〝専用のボトル〟として入れてくれますが、基本的に銘柄にまで拘って、酒を揃えているスナックは滅多にありません。

ですから、スナックでのお酒の飲み方は、

〝軽く酔っ払って、お店のマスターやおね~ちゃんと楽しくお話する〟

というのが正しい飲み方でしょう。

スナックの場合は店のマスター、あるいはママやホステスのおね~ちゃんは、お客さんを接待してくれます。〝接待〟の具体的な内容は、

〝お酒を注いでくれる ('~`)〟

とか、

〝話し相手になってくれる ヽ(´∀`)〟

といった事です。

そして原則的には、ママやホステスのおね~ちゃんはカウンターの向こう側から接待をするのが〝ルール〟で、お客さんの横に座ってはいけない事になっています。

また、お客さんが咥えたタバコに火をつける〝接待〟も、厳密に言えば〝ルール違反〟で、これらの行為を行うと風俗営業による〝店の分類〟が変わってしまうので、そうしたサービスを店側に要求してはいけません。

しかし実際は店がヒマな時は、ママやホステスのおね~ちゃんが、カウンターを出て、お客さんの横に座って接客してくれる事は珍しくありませんし、タバコに火を着けてくれる事は日常的に行われています。

スナックでは、いくら店がヒマでママやおね~ちゃんが、隣に座ってくれたからといっても、

〝ボディタッチはご法度 ヽ(`皿´)9〟

ですので注意しましょう。

スナックで提供してくれるサービスは

〝お酒の給仕と、話し相手〟

だけですので、〝それ以上のサービス〟は、もはやスナックではありません。たまたまママやホステスを口説き落としたとしても、それはすでに

〝客と従業員を越えた関係〟

ですので、一般的なスナックのサービスに、セクシャルなモノは一切ありません。

あと〝日本のスナックの定番〟といえば、カラオケでしょう。ママやおね~ちゃんとの話が途切れた時などは

「一曲どう? ( ´∀`)ノ」

などとカラオケの本とマイクを渡されるのが、スナックの接客パターンです。

そんなスナックの〝料金体系〟ですが、これは実は

〝その日の勘定はママ(あるいはマスター)の気分次第 ( ̄Д ̄;)〟

である事が非常に多いようです。

一応スナックの料金は、席に座る事で発生する

〝チャージ料金〟

が1000円程度、ビールも小瓶で1000円前後、カラオケは1曲100円程度などが、一般的な相場です。

店で一般的に扱っているウィスキーやブランデーのボトルキープ料などを書いたメニューを用意している店もありますが、キープしたボトルを飲むときの料金や、黙っていても出される肴の料金、あるいはママやホステスのおね~ちゃんがしてくれる〝サービス料金〟などはハッキリしません。

結構〝馴染み〟になったスナックで、飲む酒の量や店に居る時間など、同じ飲み方をしていても、

〝料金が毎回違う ('A`)〟

というケースも珍しくはありません。

これは、ママ(マスター)に〝1日の目標売上金額〟があって、当日に来店した客に対して適当に請求額を割り振っているとしか考えられません。

ただ、そういう店では馴染みになれば〝値段交渉〟も可能ですので、楽しく飲むためには、ママ(マスター)と相談するのもいいでしょう。

また、初めて入ったスナックの場合は、チャージ料金をはじめとして、何かを頼む場合は必ず

「これはいくらですか? (゜σ゜)」

といちいち値段を聞きましょう。

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